トップリーダーが描くドラマチックで軽快&痛快なお仕事ドラマ!
市場構造の変化とそれへの適応に向けての企業の行動。
完成された組織構造が行き着く「閉塞感」と「そこからの脱却」が底流のテーマ。
登場人物たちが、それぞれの「信条」「狙い」「思い」を絡ませながら「自分を見つけていこう」とする姿が描かれ、「成功より成長」をめざす人たちへのメッセージが込められています。
あわせて、書店員の活躍から読書文化の将来を考えます。
【ストーリー】
ユニークなコンセプトで成長してきた書店チェーン「開明堂」。
市場構造の変化の影響も大きく、閉塞感に包まれ気味の状態だった。
創業者・石山大一郎の息子である石山司朗がその後を継いだものの、ほどなくして大一郎は急逝する。
そこに、世界的な金融ショックで破綻した外資系証券をクビになった北川由佳が転職してきた。
将来は独立し、家族を楽にしたいという思いの由佳。
ある時、「孫・将大の嫁に・・」と大一郎が由佳に憑いてしまうことに。
そして、由佳の応援を始める。大一郎が絡んでの、由佳の失敗と活躍と成長。
登場人物それぞれにとっての「自分の生き方を見つけていこう」とする姿を描くお仕事ドラマ。
由佳の成長、それは奇跡の出会いからはじまった〜
「会社のあり方」「私の生き方」
著者:鈴木孝博
四六判(130 × 188)298ページ
定価(本体1500円+税)
ISBN978-4-86338-240-4