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「あきらめられた人は うつくしい」
「あきらめられた人は たくましい」
「あきらめられた人は 人生をあきらめない」
「あきらめられたに人は 奇跡が起こる」
就労継続支援事業所の所長が、自身の辛い経験をもとに書き上げた心の処方箋。
しんどくなって病気になって、仕事を辞めてばかりだった著者が「あきらめる」ことで道が開ける。
「あきらめる」とは?
「あきらめる」ことの裏にある、本当に大切にすべき「あること」とは?
~あとがきより~
親の「この子を立派な大人に育てたい」という大きな愛。
「この子を良くしたい」という先生の温かな愛。
「病気を治してあげたい。障害を無くしてあげたい」という支援者の優しい愛。
そんな温かでその人を思う愛が、いつしか躾や教育、支援という正義の衣を羽織って現在のその人を否定することになってしまっているのではないだろうか。
そしてそのことが、その人自身の「自己否定」を強めさせていることになっているのではないか。
愛が本来の意味や目的を見失い、いつしか相手を傷付ける道具にすり替わってしまっているのではないか。そんなことを考えるようになったのです。
あきらめてもいいんだよ
著者:金村 栄治
B5判(182×128)150ページ
定価(本体1400円+税)
ISBN978-4-86338-248-0